TEL. 03-5812-4879
〒113-0034 東京都文京区湯島2-9-9
本工法は、コンクリート腐食により劣化した(または腐食が進行する恐れがある)既設構造物に
防食被覆材を塗布することで、コンクリートの表面を被覆防護して、腐食の進行を防止する塗布型
ライニング工法です。
塗布面の劣化部を200MPa以上の超高圧水により除去し、健全層の露出確認後に下地調整と共に、 防食被覆材を塗布します。
使用する防食材料は、上面からトップコート、防食被覆材(上塗り)、防食被覆材(下塗り)で
構成され、防食被覆材はエポキシ樹脂を主剤としています。
●対象施設
・コンクリート製の下水道施設(処理施設、ポンプ場、管きょ、マンホール)
・作業者が施工可能な形状
●工事区分 新設、改築および更新
2012年4月 D種認定、 2019年4月 C種認定
2021年3月 C種認定、D種認定
本工法は、複合タイプのマンホール更生工法です。
施工は、塗布面の劣化部を200MPa以上の超高圧水により除去し、健全層の露出確認後に素地調整をしたのち所定の厚みで断面増強材を塗布し、トップコートで仕上げます。更生は既設マンホールの腐食程度により、断面増強材のみで施工する場合と断面増強材と鋼製の補強材を組み合わせて施工する場合があります。
使用する断面増強材については高強度で耐久性に優れているエポキシ樹脂を使用し、リサイクル資源である汚泥焼却灰を配合したエポキシ樹脂材料と、汚泥焼却灰を含まないエポキシ樹脂材料の2種類があります。
●設計標準マンホール マンホール深:5m以下
@下水道マンホール側塊(円形90〜150cm、楕円形)
A下部側塊(円形90〜220cm、短形90*120cm、楕円形120*90cm)
B減肉量:側塊−鉄筋かぶりまで、側塊−50mmまで
●組立マンホール M深:T種5m、U種10m以下
@(円形1〜5号)T種、U種
A減肉量:内側鉄筋かぶりまで
(公財)日本下水道新技術機構
2016年3月 第1551号 2021年4月 第2102号
本工法は、速硬化性の有機系耐硫酸樹脂モルタルを用いて、防食被覆層を形成するモルタルライニング工法があり、断面修復用モルタルとして同一材料をもちいることで、施工時間の短縮を図れる技術です。
施工方法は、超高圧水よりコンクリート劣化部を除去した後、プライマーを塗布し、その上面に耐硫酸樹脂モルタルを塗布し、防食被覆層を形成します。断面修復が必要となる場合は、防食被覆層と同一の耐硫酸樹脂モルタルを使用することで、断面修復および防食被覆を同時に行います。塗りつけは、人力施工で行うため、型枠や支保工などの特殊な資機材を必要としません。
●対象施設:下水道施設(処理場、ポンプ場、管きょ、マンホール等)
●形状:作業者が施工可能な形状(円形構造、角形構造)
(公財)日本下水道新技術機構
2023年3月 第2211号
本工事は、超抗耐食性材料をもちいており、従来の防食工法と比べ長期間防食性能を有するためにライフサイクルコストの低減に寄与します。(JS防食マニュアル参考)
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